5月に思うこと

10連休が終わりました。皆さん、体調はいかがでしょうか。 このころになると、5月病という言葉が聞かれます。 特に新入社員の皆さんの中には、連休中に友人と会って、自分の職場や仕事内容に疑問を持ったり、友人と比較して落ち込んだりした人もいるのではないでしょうか。 4月入社から一か月、まだ研修中の人、配属が決まった人など様々な状況の中、モチベーションの持ち方も人それぞれでしょう。


転職サイトでは、新入社員向けに、転職は早いほうが良いといった語句も見られます。確かにそういう面も否定はできません。大卒新卒社員の入社後一年以内の離職率は13.1%です。 転職率は男女とも、わずかですが昨年度の調査よりポイントが上昇しています。 20歳~24歳の人の転職の理由は、第一位が「給与等収入が少なかった」となっています。


それでは、転職の結果収入は増加したのでしょうか。厚生労働省の平成30年度上半期雇用動向調査結果の概況によると、前職より賃金が増加した人は53.3%です。しかし、減少した人も21.5%います。減少した額が前職より1割以上だった人はその中の15.1%いるという現実から目をそらすことはできません。


若い人が、転職すれば給与、労働条件、人間関係のすべてが良い方向になるという期待を抱くことは想像できます。もちろん、ブラック企業に長居は無用です。自分の強みは何か、何を考えて今の企業に入社したのか、それをもう一度考えてみることは必要です。


そして、これから日本には、自身を客観的に考察できる場所を定期的に設けることが、益々必要となってくるでしょう。




<文・プロフェッショナルメンター/法人メンター 湊 真弓>