貴社の人事制度は、時代の変化に対応できていますか?

人事・部門責任者に「個」を活かす環境整備が求められているーーー

企業にとって、雇用された後の環境見直しの重要性と緊急度が高まる中で、人事・部門責任者に求められる役割はこれから更に重くなっていくと予測されます。その中で、難易度が高く、かつ重要な位置付けとされているのが「個」を活かす雇用環境の整備です。実現のための重要なポイントは2つあります。


一つ目は、個の「プライベート」含めたキャリアに包括的にアプローチすることです。従来は、ライフコースも単純で、一つの企業に入社すると「ロールモデル」となる上司がいて、自身の10年後がイメージしやすい時代でした。

また、プライベートにおいても、今の女性のようにDINKs、DEWKs、専業主婦、共働き、生涯独身など、多岐に選べるライフコースが当たり前ではありませんでした。今の時代は、人生における「プライベート」の比重が、従来より男性は重くなっているのが現状で、男女ともに、「仕事」を考える上でプライベートの選択が切っても切り離せない時代となりました。


このような時代の人事・部門責任者には、社員の「プライベート」含めたキャリア全体を把握してサポートすることが求められます。



二つ目は、企業成長とリンクさせた「個」の成長支援をすることです。

現代のような流れの速い時代においては、個人の自己啓発意欲や成長意欲は高まると言われています。こうした自己啓発や、

また、他社に関心を寄せやすいことに繋がる「ヨコ」の情報(SNSの発達)の入手は、防ぐことができません。

ところが、その成長意欲やイノベーションにつながる情報の習得は、自社を利用した成長に活かすこともできます。


客観的な立場からの指摘によって、社員は企業成長に即した成長を見せてくれます。



<文・石堂里佳>