知らぬ間に陥っている!? 職場の「ダブルバインド 」

いきなりですが、ダブルバインド (二重拘束)という言葉をご存知でしょうか?

2つの矛盾したコミュニケーションをとることで、

相手への意思決定にストレスを与え、身動きがとれないようにしてしまっている状況のことです。

(学術的にはアメリカの精神学者、グレゴリー・ベイトソンが発表した概念です)


とくに今の職場内では、「若手」と「女性」に見受けられることが多いようです。


例えば、若手社員に

最初に「自分で考えて動いて」「自分で判断して」と言いながら

後から、「言うこと聞いとけば良かったのに」「相談しないで勝手に動いたの」や

また「理由を説明をして」と言いながら「そいれは言い訳だよ」など


一見、文字に起こすと、明らかに矛盾しているように思われますが

過度のそのような矛盾したコミュニケーションが顕在化することは

パワーハラスメントの場では、往々にしてありがちです。


この問題の解決には、

両者のコミュニケーションを丁寧にしていくことと

それ以前に、いずれかが「ダブルバインド 」のコミュニケーションに

陥っていることを、俯瞰して考えられることが不可欠です。


また女性の場合、管理職への登用になると

別の意味で「ダブルバインド 」の問題があるようです。


なにかというと 女性のリーダー像は2極化

「男の中の女リーダー」

「女性らしいリーダー」があります。

それが、いずれにせよネガティブに評価される問題です。


例えば、

力強さ、自身に溢れて、自己主張が強いことがリーダーに求められる資質の中で

そのように振る舞うと、女性にしてはアグレシッブすぎる評価がくだされます。


逆に、女性らしく振る舞うと、リーダーシップが弱いとして能力不足の評価に陥る

にっちもさっちもいかないジレンマです。


この問題を端的に解決に導くのは

まだまだ、男性的リーダーシップが根強い日本にとっては難しいですが

まずは、「ダブルバインド 」を組織全体で認識することが

女性活躍への一歩になりますね。


少しのコミュニケーション意識するだけで

職場での「若手」も「女性」も活躍しやすい職場にしていけます。