次の時代に、あなたは何を残しますか?

ペーパーレスはエコ。コードレス掃除機は楽家事の相棒。キャッシュレスは便利で安全。

シュガーレスはダイエットの味方。ファミレスは、、、あ、これはおいしく食事をする所

でした。(笑)

このように”レス”は今の時代、欠かせないもの/当たり前のもの/便利なものです。


でも最近、それらとは違うレス、、、増えている気がします。

”ワードレス” ”スピークレス” ”トークレス”など、私が心配なレスたち。


もちろん仕事では言葉を使って会話をし、パソコンやスマホでも言葉は使います。

でも、常に前にあるのは液晶画面。

また、レストランや居酒屋でもスマホを離さない人たちを時々見かけます。せっかく友人

仲間と一緒にいるのに、会話はどこへ??

さらに、買い物はパソコンで“ポチ”。コンビニやスーパーではカードをかざして“シャラー

ン”。道案内はスマホ任せ。決してそれらが悪いわけではありません。便利で、めちゃく

ちゃ助かってます。恩恵受けてます。でもちょっと味気ない。

会話の少ない日常って、なんとなく “ハートレス”な感じがするのです。


小銭を握りしめて行った駄菓子屋さん。手押し車でわらび餅を売りにきていたおばさん。

安くしてと、値段交渉した八百屋のおじさん。ザ・昭和です。(知らない人、多数ですよ

ね。)

単に、懐古的な意味合いではなく、そこには間違いなく会話があり、笑顔がありました。

行商のおばさんが来る日は待ちどおしいし、八百屋さんはおまけしてもらえると嬉しく

て、また行きたくなります。人との対話は、頭の中で反芻したりもします。言葉が耳から

入って、そこに人の存在を感じるからです。


若い人たちのコミュニケーション力の低下と言われて久しいのですが、こういう普段の会

話の減少が一因かとも思います。ただ、どちらがいい、悪いという話ではありません。

ピンと来ない方もいると思います。また、そういうお店もきっとまだ残っているでしょ

う。でもこんなレスがあること、何かを置いてきてしまったこと、ちょっと意識して欲し

いのです。


昭和~平成~そして令和へ。

時代の変化とともにあったものが無くなり、また無かったものがうまれてくるでしょう。

次の時代へ、何を残していきましょうか。


<文・プロフェッショナルメンター 中谷美紀>