投資判断としてのESGに世界が注目

ESGという指標が、今再び注目されている。


ESGとは、「Environmental(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」の頭文字をとったものである。


ESGという指標が注目されている背景には、企業の価値は、もはや業績や財務情報だけでは判断できないからである。経営者がこの指標を大切にすることはもちろん、長期的な投資を目的にしている投資家も然りだ。



ある調査では、ESGとROE(自己資本利益率)の両者の指標が高い企業のトップ100のうち8割を欧米企業が占めるというデータが発表された。


特に、日本ではROEのみを重視する傾向が高いが、投資マネーを引き寄せるには、ESGの指標を引き上げる必要がある。


一方で、投資する側としては、企業の持続発展性を判断するためにも、ESGに代表される非財務情報を企業評価に取り入れた上で、投資先を見極めていきたいところである。



<文・石堂里佳>